公害防止の養豚 自己復元基材の製造 発酵用バイオの使用効果 植物生育基材の製造方法
家畜のふん尿は、産廃物ではなく貴重な肥料であり、欠かすことのできない有機質肥料であることは広く認められています。
一日当りふん尿を排泄する量は、人間はふん100g、尿1.0L、豚はふん3.0Kg、尿3.0L、乳牛はふん25.0Kg、尿10.0L、
鶏はふん1.0Kg程度となっています。
ふん尿の排泄量は、
①家畜、家禽の種類
②エサの種類と量及び給餌方法
③家畜の年齢と体重
④給水量
⑤畜舎の構造や管理方法等によって変わってきます。
今日、耕作地の地力が低下し、問題となっています。これに対する最も効果的な対策は、有機物の多量施用であり、家畜ふんを施用している農家の話を聞くと、『家畜ふんを施用すると、品質の良いものが穫れる』との答えが大半を占めます。
また、『化学肥料だけでは収穫物にばらつきがあり、売り物にならない物も少なくありません。しかし、家畜ふんを使うと、品ぞろいが良くなって収穫率が高まり、美味く鮮度が良くなる。』
その理由には色々ありますが、化学肥料が速効性であるのに対して、家畜ふんなどを含んだ堆肥は遅効性であること、化学肥料では造れない多種の成分がバランスよく含有されていることなどがあげられます。
しかし、何と言っても有機物を施用すると、有効(有益)微生物の活性が極めて高まることが特徴であり、化学肥料と有機物の大きな違いはここにあります。今後は、水質汚染、悪臭などの公害規制が厳しくなり、生ふん尿の使用規制により公害をなくし、経済的で良質な基材製造方法の開発が求められます。
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